今やがんは2人に1人がかかるという、一般的な病気となり、誰にもがんになる可能性があるといっても過言ではありません。がんといっても全身になる可能性があるわけですが、特に女性ならではのがんもあり、がんにならないように定期的ながん検診をやることによって早期発見、早期治療を心がけたいものです。女性特有のがんを防ぐためには、子宮がん、乳房がん検診をするのがいいです。がん検診というとなんだか怖い気がしますし、そもそも婦人科検診は男性医師もいたりして足が運びづらいという気持ちもあります。
しかし年々女性特有のがんになる人の数、罹患年齢が低下していることもあり、がん検診は命を守るための必須項目といえます。まず子宮がん検診ですが、主に子宮の入り口を検査する子宮頸がんの検査があります。これはめん棒で組織をこすりとる簡単な検査です。医者による目視によりポリープやのう胞を見つかることもあります。
次に子宮体がんですが、これは子宮そのものを調べる検査です。閉経後に不正出血などのサインをキャッチするとこの病気が疑われ細胞組織を調べることになります。乳がんの場合はエコー検診とマンモグラフィーを使ったレントゲン検診が有効です。若い女性の乳房は乳腺が発達しているため、エコーが適しています。
ゼリーを塗ってエコーを使う検査で痛くありません。これによってのう胞や乳腺症などの疾患を見つけることもできます。マンモグラフィーは手では見つけられない、がんを見つけることもできます。